まずはカウンセリング

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包茎手術の成否はカウンセリングにかかっている

ゆみなーは以前美容外科でオペナースとして働いていました。

そのクリニックでは包茎手術がメインだったので来る日も来る日も包茎手術の介助に明け暮れました。凄腕ドクターであれば一件15分くらいで済ませてしまうので、多い日で一日15件くらいの手術介助につきました。

オペナースとはいえ、カウンセリング時の説明と抜糸の時に付き添います。

そして術後にクレームがあれば真っ先に対応します。私の感覚では術後にクレームや問題となる患者さんはだいたい1割くらい残りは6割が満足、2割がちょっと不満がある(だけど言うほどでない)、1割が不満あり(来院せず)でしょうか。完全に満足してる人って意外なほど多くないです

そしてゆみなーはあることに気づきました。

「クレームになる患者さんは、カウンセリングの時点で失敗している」

ということに。

カウンセリングの時から「この人術後にトラブルになりそうだな~」という印象の人はたいてい手術後に問題になります

包茎手術自体は難しい手術ではなく、適切な医師が適切にやればほとんど失敗になりません。トラブルとなるのは麻酔アレルギーなど避けられないものだけですし、これらの頻度は極めて低いものです。

① ちゃんとしたクリニックで、②ちゃんとしたカウンセリングをうけ、③ちゃんとした手術をうけていればトラブルはごくわずかです。

① と③はクリニックの選び方に関する問題なのでまた別のところでお話しします。

むかしとくらべてクリニック側に問題があるケースはかなり減りました。それでも術後に問題になるのは、圧倒的に②カウンセリングの問題なのです。そしてこのリスクは患者さん側の心がけでだいぶ減らすことができます

 

よくあるカウンセリングトラブル① 料金トラブル

保険が使えると思い込んで来院される方は結構多いです。

手術を受ける前に最低限知っておいてほしいこと

① 包茎には、仮性包茎、カントン包茎、真正包茎という3つの種類がある。
② カントン包茎と真正包茎は保険が適応である
③ 美容クリニックでは保険適応ができない
④ 保険適応の場合、環状切開法のみなので傷跡が大きく残る

よくあるのが美容クリニックや包茎専門クリニックなどの自由診療クリニックを受診して「真正包茎だから保険が使えますよね?」というパターン。真正包茎であってもカントン包茎であっても、自由診療のクリニックでは保険は一切使えないので注意しましょうね。

保険適応についてはこちらで詳しく説明しています。

よくあるカウンセリングトラブル② 即日手術を決めてしまう

 

カウンセリング当日に手術を受けることを「即日手術」といいます。
即日手術は、絶対にしてはなりません。これだけはお願いだからやめてください。即日手術を避けるだけで術後トラブルリスクはぐんと減ります。

患者さんとしては、手術の意思が決まっているのでカウンセリング当日にチャチャと手術したいと思うのかもしれませんがたいていの場合後々トラブルになります

少なくとも、自分の包茎はどんな種類で、手術はどんな選択肢があって、傷はどこにどのようにできて、術後はどんな風に過ごすのか、仕事は休むのかどうか等の事前準備はしましょう。

切開の場所も確認せず、どこに傷ができるのかもわかっておらず、どれくらいの包皮が切り取られるかもわかっていない、相談していない。そんな状態で「なんとかなるさ」「先生にお任せです」とエイヤと手術を受ける人に限って「こんなはずじゃなかった」というのです。

にもかかわらず即日手術の患者さんが後を絶ちません。

2016年の国民生活センター報告によれば、手術を受けた人の 1/3 以上が「即日契約、即日
施術」で行っているとのこと
。「即日契約、施術日予約」や「即日契約、施術日決めず」の回答も含めると、手術を受けた人の 8 割以上が即日契約していたそうです。

また、手術にかかった費用をみたところ、多くは 1 万円~10 万円でしたが、即日契約の場合100 万円を超える契約もみられるとのことです。

ハッキリ言いますが、いまどき即日手術をつよく勧める病院にろくなところはありません。悪徳クリニックを見分けるのこんな分かりやすい指標もないと思うくらいです。だいたいまともなドクターは忙しいので即日手術などできません。暇で患者がいないから今日の売り上げのために何としても手術に持っていきたいのです。

「即日施術ならヒアルロン酸注入などのオプションが無料ですよ」等のばかばかしい勧誘をするところも避けてください。

あなたがどんなに優秀で素晴らしい人であっても時間がなければベストな判断はできません。何件かカウンセリングに回り比較したうえで合理的に決断すべきです。

ノリで手術するのだけは辞めましょう。
しつこく即日手術を勧めるクリニックは絶対避けましょう。

 

よくあるカウンセリングトラブル③  質問しない

意外なほどよくあるのがこれ。

包茎は悪いことではありません。あなたは何も悪くありません。
それなのに場所が場所だけにカウンセリングで無口になってしまう患者さんが結構います
また術後の性生活についての説明などプライバシーにかかわることが多いので、なかなか堂々と質問できない人が結構います。

ごくまれにものすごく堂々としてかつ理路整然と質問する方がいますが、こういうひとは必要十分で過不足ない質問をし、十分に納得して手術を受けているので術後のトラブルは驚くほど少ないのです。

逆にドクターに言われるがまま「はい、はい」と言ってしまい、「何か質問がありますか」と言われても「ないです」というような人は、一見従順に見えてあとでトラブルに発展することがすごく多いです。またこういう方に限って即日手術をしてしまうのです。

まとめ

 

管理人ゆみなー

なんだか、思いっ切り当たり前のことばかりの記事になってしまいすみません。

要は、しっかり自分からコミットメントしてください、ということなのです。繰り返しますが、

① 「最低限の基礎知識を頭に入れる」
② 「即日手術は断固NO!」
③ 「医師に質問する」

 

この3つを守るだけでも包茎手術後のトラブルは格段に減るはずです。

 

この記事を書いた人

看護師ゆみなー
看護師ゆみなー

大学病院で2年勤務後美容外科クリニックへ転職。当時(神奈川クリニック時代)は包茎手術の黄金時代。これまで10人以上のドクターの包茎オペ介助につき、たぶん600名以上の包茎患者さんを担当しました。2017年から交際を開始した彼氏がまさかの重度仮性包茎…!。付き合ってみて分かった包茎男子の不都合さに唖然。2018年9月に包茎手術予定。

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